Movable Type の管理画面から Amazon CloudFront のキャッシュをクリアできるプラグイン「CloudFrontClearCaches」の v1.1.0 をリリースしました。
v1.1.0 では、EC2 インスタンスにアタッチした IAM ロールによる認証に対応しました。セキュリティに関する修正も含まれているため、v1.0.0 をお使いの方はアップデートをおすすめします。
EC2 の IAM ロールによる認証
これまでは、IAM ユーザーのアクセスキーとシークレットアクセスキーをプラグイン設定に保存する必要がありました。v1.1.0 では、Movable Type が EC2 上で稼働している場合に、インスタンスにアタッチした IAM ロールの権限でキャッシュクリアを実行できます。
- システムのプラグイン設定の「認証方法」で「EC2インスタンスにアタッチされたIAMロールを使用する」を選ぶだけで利用できます。
- 一時的な認証情報は実行のたびにインスタンスメタデータサービス(IMDS)から取得し、データベースやファイルには保存しません。
- IMDSv2 を必須にしたインスタンスでも利用できます。
- IAM ロールはサーバー全体の権限のため、選択できるのはシステムのプラグイン設定だけです。
セキュリティに関する修正
- キャッシュクリアの実行を、セキュリティトークンを検証するリクエストに限定しました。管理画面にサインインした状態で外部のページを開くと、意図せずキャッシュクリアが実行されるおそれがありました。
- キャッシュクリアに失敗したときに、アクセスキー ID と署名を含む認証ヘッダーがログに記録されていた問題を修正しました。シークレットアクセスキーは記録されていません。
- キャッシュクリアのダイアログで、処理結果のメッセージを HTML として解釈しないようにしました。
その他の変更
- 設定が足りないときや一部のディストリビューションの無効化に失敗したときに、エラーを正しく表示するようにしました。
- 空のパスが「/」として送られ、意図しない範囲のキャッシュを無効化していた問題を修正しました。
- 動作環境を Movable Type 8・9 に変更しました。
アップグレードについて
認証方法の初期値はアクセスキーのため、v1.0.0 からはプラグインのファイルを差し替えるだけで、これまでの設定のまま動作します。
製品詳細
製品の詳細・ご購入については以下のページをご覧ください。
https://products.bit-part.net/products/cloudfrontclearcaches